参加者に
聞いてみた「お酒好き」の既婚者合コンってどんな雰囲気？～大阪の参加者に聞いてみた～

お酒好きの既婚者合コンでは、お酒を飲むのが好きな男女が多く集まります。

お酒好きの合コンのため、みんなで楽しく飲みたい人にぴったりなイベントです。

今回は2022年12月某日に大阪で開催された「お酒好き」の合コンに参加した方にお話を伺いました。答えていただいたのは、今回初めて既婚者合コンに参加したＭさん(女性・40代)と4回目の参加のＫさん(男性・50代)です。

「今回既婚者合コンに参加されたきっかけと、お酒好きのイベントを選んだ理由を合わせて教えて下さい。」

Mさん「普段夫の仕事の関係で海外に住んでいるのですが、新型コロナウイルスの関係で急遽3月に日本に戻って来たんです。それで、数年ぶりに友人会うことになって『面白い飲み会があるからそこで会おう』と誘われたのがきっかけで参加しました。」

「具体的にどんな飲み会なのかは聞いていたのですか？」

Mさん「いえ、何も知らなかったです。その友人はサプライズが好きな子なので、聞いても教えてくれなくて。学生時代からの親友なので、そこは信頼してきた感じです。」

「何も知らされないと不安もあったでしょうね。お酒はお好きなんですか？」

Mさん「お酒は好きなんですけど、飲み過ぎてしまうので最近は飲まないようにしています。友人は、そのことを知らないので酒豪だった昔の私を思って『お酒好き』のテーマを選んでくれたんだと思います。なので、当日は注意して飲みました。」

Kさん「お酒って、美味しくて止まりませんよね。僕は、酒を断つことはできなかったのでせめて失敗しないようにと飲む場所を決めて飲んでいますよ。」

「というと、何か秘訣があるんですか？」

Kさん「はい、それが既婚者飲み会なんですよ。既婚者飲み会は、一期一会、その場限りの飲み会なんです。ちょっとやらかしても事が大きくならずに済むので失敗しても次の日にはケロッと忘れられるんです。」

「失敗しないと言うよりも、失敗しても自意識に残らない手段を選ばれているってことですね。」

Kさん「簡単にいうとそうゆうことです。僕は、医療関係の仕事をしていて会社の人とも付き合いで飲みに行くんですけど、お酒の勢いで言ってしまったこともあっという間に尾ひれがついて病院中に広まっちゃうんです。ですが既婚者合コンは、そういった後腐れない飲み会なのでありがたいです。」

「初めて参加された時も、そう思って参加されたんですか？」

Kさん「最初は、興味本位で参加しただけですよ。よく飲みに行くクラブ仲間から、『既婚者の合コンがあるらしいぞ』って聞いて、こっそり一人で行ってみたらハマってしまいました。」

「イベントの様子はいかがでしたか？」

Mさん「何も言われずに来たので、当たり前のことですが知らない方が多くて驚きました。ですが、開始前にスタッフの方が丁寧にイベントの内容やルールを説明してくださったので、すぐに馴染むことができましたね。」

「参加者の方の印象はどうでしたか？」

Mさん「街ですれ違うようなごく一般的な方々かと思います。見綺麗な格好をされていましたけど、あからさまにブランドを主張するような方はいなかったので話しやすかったです。」

Kさん「女性はみんな煌びやかな装飾に惹かれるのかと思っていましたが違うんですね。無難な服装を選んで良かった〜。お気に入りの時計を着けて行くか迷ったんですよ。」

Mさん「いかにもな格好だと、張り切っているのが筒抜けじゃないですか。だから、落ち着いた服装の方が女性受けはすると思いますよ。」

「大人の女性の指摘ですね。Ｋさんは何度か参加されていますが参加者の方の印象は毎回違ったりしますか？」

Kさん「そうですね〜、違いましたね。今回は綺麗な方多く、男性は静か目な感じでしたけど、前回は素朴な主婦層と賑やかで面白い男性が集まるなど会によってまちまちですね。それがまた既婚者合コンの楽しさなんですよ。」

「イベントが始まるまでどんな人が集まっているか分からない。それが何度も参加したくなる理由なんですね。ちなみ、お酒好きというテーマだけにお酒の種類は豊富なのでしょうか？」

Kさん「お酒の種類ね、紙一枚だけだったからそんなに多くはなかったと思うな。僕は、ビールしか飲まないから気にならなかったけどね。」

Mさん「私もあまり飲まないようにしていたので気になりませんでしたけど、お酒好きのイベントなのであればもう少し種類があるといいかもしれませんね。梅酒とか果実酒があると女性は嬉しいと思います。」

「参加前と参加後でイメージが変わったことはありますか？」

Mさん「私は、当日イベント内容を知ったので内容を知った直後とイベント後での差になるんですけど、知った直後は、なんて言うものに参加してしまったんだってハラハラしました。ネーミングからして怪しいし、健全な催しには感じられなかったんです。ですが、もう始まってしまったらそんなこと考える余裕もなく会話は進むので、良い意味で時間を忘れさせてくれましたね。」

「実際、イベントに参加されて不健全なことはありましたか？」

Mさん「思い返しても、そういったことはありませんでしたね。言葉では下ネタを話したりとかはありましたけど、度を越えるようなものでもありませんでしたし、不健全を思わせるのはイベント名だけでしたね。」

Kさん「僕は、個人情報を登録して予約するのでこのことをネタに脅されるのかとかは少し不安になりました。なので、もし何か問題があった時のために、パソコンがウイルスに感染して漏洩してしまったといういい訳も考えてから予約しましたね。」

「そのいい訳は使うことになりそうですか？」

Kさん「今のところ、その心配はなさそうです。運営会社もしっかりしていましたし、以前私がいないときに妻が電話にでたようなんですが上手に話してくれたようでバレずに済みました。」

「予約すると電話がかかってくるんですか？」

Kさん「いや、質問があってかけたんですけど営業時間外だったようで折り返してくれたんですよ。」

「参加される皆さん、スリルを抱えてまで予約されているのかと思いましたがそういうことでしたか。」

「イベント終了後には二次会などに行かれたんですか？」

Mさん「私は友人と積もる話もあったので二人でお好み焼き屋さんで飲み直しました。」

Kさん「一緒に席を移動していた男性はその後4.5人で飲みに行ってましたよ。僕も誘ってもらったんですけど、急用が入って行けなかったんですけどね。」

「連絡先は交換されたんですか？」

Mさん「男性と2人交換しました。また情勢が落ち着いたら日本を離れる予定なので、日本語が恋しくなったら連絡しようかなと思っています。何でもないことを話せそうな距離感の友人として大切にしたいと思っています。」

Kさん「僕もずっと同じ席だった男性と交換しました。妻の目があるので女性とは交換しないようにしているんです。失敗をおこさないためにも、これだけは参加するルールとしてね。」

「奥様の気持ちも考えていらっしゃるんですね。」

「最後にこのイベントの良さを一言で教えてください。」

Mさん「見ず知らずの人と楽しく飲めることかな。」

Kさん「失敗を恐れず楽しめる場所だね。お酒好きにはたままらないイベントだよ。」